ビル・マンションの管理会社・オーナー様へ

仮設工事を直接依頼して費用削減しませんか？

ビルやマンションの外壁塗装・修繕工事に足場が必要なワケ

ビルやマンションの外壁塗装、修繕工事をする場合、一般住宅よりもさらに高所での作業となるため大規模な修繕工事となり、足場の設置が必要となってきます。
しかし、大規模修繕になればなるほど、負担が大きくのしかかってくるのが「仮設工事」、つまり足場の設置費用となるのはご存じでしょうか。
仮設工事とは、そもそも工事を行うための環境をつくる工事なので、他の工事項目とは異なり、工事が終わってしまえば足場は残らない部分です。よって、仮設工事はできるだけ安く抑えたいと思う方がほとんどです。
しかし通常のマンションでも修繕工事費全体のうち、仮設工事が占める割合は20％前後になり、大規模マンションなどでは工事費全体の30％を超えたりしており、それだけ重要な工事項目と言えます。
費用を安く抑えたいからと言って安全性をおろそかにせず、安全第一に考えてある程度は足場には費用が掛かるものと認識して頂いた上で、経験と実績が高い足場会社へ依頼することをお勧めします。
なにより職人が安心して作業することができる仮設工事を設置することが一番ではないでしょうか。

仮設工事（足場設置）は無料ではできません！

「高額な足場設置費用無料！」
「今なら足場設置費用が半額！」
などと宣伝している業者をたまに見かけますが、信用してはいけません。実際に、足場費用0円の見積もりを提示してきても、よく見ると、足場費用を値引いた分の金額が、他の項目に上乗せされており、結局値引きされていないということがあります。
人件費が必ずかかる作業であるにもかかわらず、大幅な値引きを実施するわけがありません。そのような手口に騙されないためにも費用の相場をあらかじめ目安として知っておき、「足場が割引されたのに、相場費用よりも金額が高い」とならないように注意して発注してください。

安全に作業するためには適正化価格で算出された実績の多い足場会社へご依頼頂くのがお勧めです。

統計から見たマンション大規模修繕費と足場費用の相場は？

マンション大規模修繕費の相場を、国土交通省の発表の統計から見ていきます。

50戸のマンション大規模修繕工事費用（全体の割合）

2,500万円〜3,750万円（14.0%）
3,750万円〜5,000万円（30.6%）
5,000万円〜6,250万円（24.7%）
（2018年　国土交通省）

大規模足場の場合、足場費用は30％の割合となりますので、一番割合の多かった30.6％の価格帯（修繕工事費3,750万円〜5,000万円）の足場費用は、1125万円～1500万円の相場だったということが言えます。

足場費用の相場を知るための計算式は？

基本的な相場感を知るための計算についてですが、以下の計算式によって算出することができます。

「足場費用＝足場架面積×平米単価」

大規模マンションの場合、修繕工事費用の30%が足場費用の相場ですが、通常マンションの場合は20%前後が理想になります。その数字を目指して交渉などチャレンジしてみてはいかがでしょうか。少し高いと思ったら、相見積もりを取るなどして、適切な価格に調整してもらってもいいと思いますし、相談に乗てるような会社であれば問い合わせてみていいと思います。

足場架（あしばかけ）面積とは

足場架面積とは、足場を実際に組む範囲を数値化するもので、以下の計算式によって算出することができます。

（外周＋4mまたは8ｍ）×高さ＝足場架面積

4mか8mのどちらを足すかは、現場状況によって異なることが多いです。
足場は、壁から少し離れた場所に設置します。でないと倒壊してしまうからです。
そのため4mまたは8ｍを足して計算し、より正確な外周に近い数値を算出することになっています。マンションの規模が大きければ大きいほど、足場費用も多く必要になるわけです。

平米（㎡）単価とは

平米単価とは、1㎡あたりの足場台の単価のことを指します。
都道府県の基準や業者が個別に定めた基準によって単価は変化しますが、600円〜1100円程度で設定されていることがほとんどです。

さらに業者によっては、ここに飛散防止シートの値段を含んでいる場合があります。
飛散防止シートは修繕工事中に塗料やゴミなどが飛散してしまって隣の家屋や人体に被害を与えないように設置する安全のためのシートです。
平米単価に、この飛散防止シートの値段が含まれているかは設置会社によって異なるので、気になる方は問い合わせてみるとよいでしょう。

ビル・マンションの管理会社・オーナー様が足場工事を直接発注するケース

施工業者や塗装業者に頼めば、便利で面倒なスケジュール管理などもしなくてよくなりますが、なぜご自身で足場工事の手配を行おうと思う方が多くおられるか。それは下記のような理由で直接の足場手配をしたいケースが増えてきているからだと考えています。

工事費用を抑えたい
管理会社やオーナー様ご自身で信頼できる人や施工会社を探したい

上記のお考えをきっかけに、ビル・マンションの修繕や工事、外壁工事の際に手配をされる方が増えてきました。

工事費用を抑えたい方

足場工事費用を抑えたい方そもそも、管理会社やオーナー様ご自身で足場工事の依頼をする場合、安く済ませることができるのでしょうか。

答えは、はい。管理会社やオーナー様ご自身で足場工事の依頼をした場合、費用を抑えることができます。※ケースバイケースです。

通常の場合、修繕工事でも外壁工事でも、業者といっても1社ではなく複数の会社が連携して作業を行っていきます。単純にまとめると施工会社、下請会社、元請会社が存在しています。作業をするには必ず足場を設営する必要があるため、施工業者や塗装業者が通常の契約に沿って足場業者へ設営を依頼すると元請会社、下請会社等が間に入って発注する形となり中間マージンが費用に乗ってくるのです。そして直接の足場発注をするよりも費用が割高になってしまいます。

管理会社・オーナー様ご自身からの足場工事の依頼は年々増加傾向に

工事費用を抑えたい方施工会社にはそのまま依頼するのですが、足場の手配などは施工会社がやってもご自身でやっても、スケジュールさえ管理することができれば発注だけですみますし、それで費用が安く済むならということで、ビル・マンションの管理会社やオーナー様ご自身が発注するケースが増えてきています。施工会社もどちらかといえば面倒な足場業者を探して発注するので、手間がかかってくるケースも多く、それを管理会社やオーナー様がやってくれるのであればと喜ぶ方も多いです。

管理会社やオーナー様から直接、足場工事の依頼が可能か、まずは相談を

個人での足場工事の依頼が可能か、まずは相談をまずは足場会社へ連絡し、対応してもらえるか確認してみた方がいいでしょう。ただし、ご自身で手配するということは、面倒なことも出てくる可能性があります。
業者間のやり取りも必要となってくるので、時間にも気持ち的にも余裕がある場合に検討するようにして下さい。
スムーズなやりとりができれば、ぜひ管理会社やオーナー様ご自身での足場工事発注にチャレンジしてみて下さい。

経験と実績が高い会社へ足場設置の依頼をするメリット

現場の安全性を高める

足場があることによって、高所でも、職人が体制を崩しにくくなり、敷地内での転落事故を防ぐことができます。
また、足元だけでなく、手元の自由度も上がりますので、うっかり工具を落としたときや体制を崩したときに、とっさに受け身を取りやすくなるでしょう。
さらに、足場の上にいる職人だけでなく、足場の下にいる家の住人も、物や人の落下による事故から守られるようになります。

高所での作業を安定させる

足場を組むことによって、建物の周りの空間が作業スペースと化します。
作業スペースが増えることによって足元が安定し、ハケやローラーを使うときに、手元が狂いにくくなります。
また、工具を持ち替えるときには、足場の板に塗料が入った入れ物や工具をいったん置いて、手を開放することも可能です。
足場を組み立てなくても、脚立でも事足りるのではないかと考える方もいますが、脚立にはそのスペースがないため、足元や手元が不安定になり、物や人の落下や、施工ミスのリスクを高めてしまいます。

工事作業の効率化

スムーズに効率よく工事を進められるかどうか。
これは、施工会社の利益確保にもつながる部分ですし、大規模修繕工事費用の他の費用にもかかわってきます。
効率よく作業できる足場が組まれていれば、人工（作業量）を抑えることも、工事期間を圧縮することもできます。
修繕工事では、上下の移動が何度も発生します。そのため足場があれば、建物の上下の往来が簡単になるうえ、作業員の安全性を確保することにもつながります。

飛散防止ネットで現場周辺を守る

足場を組んだあとは、工事中に発生する粉塵や塗料などを、建物の周囲に飛散させないように、飛散防止ネット（メッシュシート）を足場の周りに張ります。
それ以外にも外壁を塗装する場面では、塗料の飛散防止の目的で足場に飛散防止ネットを取り付けることもできます。塗料が飛散する心配が少なくなるメリットがあります。

工事期間中、居住者への負担軽減

工事期間中の生活への影響。
大規模修繕工事は、居住者が生活をする中で進められます。
また、大規模マンションになるほど工事期間も長期に及びます。
居住者の生活への最小限に抑え、不快感・不自由さを取り除けるか？も大きなポイントになるのです。

足場を設置するデメリット

あえてデメリットをあげると、既出の通り足場を設置するための期間と費用がかかります。
そして足場の設置、解体に伴う騒音などにより周囲からクレームが発生する恐れもあります。
また足場を利用して不審者がマンションの中に侵入してくる可能性や、日中にシートで覆われていることによって日当たりや風通しが悪くなり、住民の不満が溜まることにつながりかねません。
とはいっても、高所作業には仮設工事が必須なお話し。デメリット部分も把握しつつ、慎重にご依頼いただければと思います。

管理会社・オーナー様から直接、足場工事の依頼が可能か、まずは相談を

個人での足場工事の依頼が可能か、まずは相談を管理会社やオーナー様ご自身から直接の足場工事のご依頼も大歓迎です。
プロの足場会社が安全・安心な足場工事を行います。

管理会社・オーナー様ご自身が足場工事を直接依頼した場合の費用と依頼の流れ

ご依頼の費用

費用については、場所、立地状況、建物の形状などにより異なるため、電話などで概算金額をお伝えすることができません。

必ず一度お伺いしてお見積もりを出させて頂き、ご納得頂けましたらご契約となります。

※お急ぎの場合は、図面や写真などの資料が揃っている時は概算金額を出せる場合もあります。

お客様が少しでも気持ちよく足場工事をご依頼して頂くためにも、何卒ご理解下さいますよう、よろしくお願いします。

ご依頼の流れ

STEP1 お問い合わせ	まずはお気軽にお問い合わせ下さい。お問い合わせは電話、メールにて受け付けております。【電話受付】 042-588-7441 【メール受付】お見積もり依頼フォームをご利用ください。【LINE受付】メール・LINEからのお問合せは、24時間・土日祝日もOKです‼ 【QRコードからのアクセス】【スマホからのアクセス】

STEP2 現場調査下見	営業担当が現地調査に伺います。東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、群馬県、栃木県、茨城県など、関東近県全ての地域で高低層様々な建物の仮設足場施工に対応いたします。現地調査に伺う場合は料金が発生する場合がございます。

STEP3 ご相談打ち合わせ	現地調査またはお電話でのご相談いただいた際に、お客様がご検討されている内容をお聞かせ下さい。足場設置の内容やお日にちについてはもちろん、ご予算についてもお気軽にご相談ください。

STEP4 お見積り	お客様のご検討内容に最適な提案とお見積りをご提示いたします。見積書の作成までに1週間程度お日にちをいただく場合がございます。お急ぎのお客様は参考程度に「〇〇円～〇〇円」または「最大で〇〇円程度」などという概算金額をお伝えする事も可能です。あくまでも概算金額となりますのでご了承下さいませ。

STEP5 ご契約	お見積内容をご確認いただき、ご納得いただけましたらご契約となります。

STEP6 足場設置	近隣の住民の方にご挨拶させていただき、足場工事を開始いたします。足場資材の搬入から組立、シート張り丁寧・迅速に対応いたします。

STEP7 足場解体	お客様が足場を利用する作業完了後は最新の注意を払って足場の解体を行います。もちろん作業完了後の清掃は忘れません。

STEP8 完了	足場の撤去と現場の清掃が完了しましたら、お客様に最終チェックいただき工事の完了とさせていただきます。